Fink

バイナリパッケージ用ソースファイルの取得

Fink は、stable パッケージのコンパイル済みバージョンを、(ライセンスが許可している場合に) 自動インストール向けに提供しています。 これらのパッケージの多くは GNU Public License (GPL) の下でリリースされ、Fink プロジェクトでは GPL 下での制限を遵守しています。

Archive Browser は、利用者がこれらバイナリパッケージや、対応するソースファイル、パッチ、ビルド手順を入手できるようにしています。 これは通常、自動的に行われます。 fink が Fink プロジェクトの提供するバイナリパッケージをダウンロードする際、Archive から入手し、fink がソースファイルをダウンロードする際、Archive のソースレポジトリから (Master ソースミラーを通して) 入手することが多い。 Archive Browser では、これら、特にバイナリパッケージや対応するソースファイル、を手動で入手することができます。

Archive Browser は、以下のように構成されています: アーカイブ中の各 distribution (OS X のバージョンごとにある) は、 cryptomain のセクションに分けられ、 それぞれさらに細かく分けられています。 binary-darwin-architecture ディレクトリは、トピックごとに分けられて、バイナリパッケージを含んでいます。 finkinfo ディレクトリは、ビルド手順を記述した対応するファイルとパッチファイルを含み、 source ディレクトリにはソースがあります。

この方法で、パッケージ名称がわかれば、利用者はソースファイルだけでなく、バイナリパッケージを作成するために必要な、全てのパッチファイルやビルド手順を手に入れることができます。 ビルド手順で使われている文法は、Fink パッケージ化マニュアルに書かれています。 (注記: ビルド手順ファイルのいくつかは、複数パッケージをビルドするようになっています。 正しいファイルを探すためには、ディレクトリ内のビルド手順ファイルを検索するか、Online Package Database で、そのパッケージのを探してください。)

最後の注記: Fink インストーラは、(Apple のインストーラを用いて基本的なセットアップをしますが)、 Sourceforge.net の fink ファイルリリースページにて提供されています。 このようにして、バイナリパッケージのソースファイルも Sourceforge.net にてホストされています。 インストーラは distribution リリースに、ソースファイルは miscellaneous/bootstrapfink リリースにあります。